タクシー業界 コラム

東京で効率よく売上を上げる時間帯攻略ガイド【場所×時間×稼ぐ戦略】

東京で効率よく売上を上げる時間帯攻略ガイド【場所×時間×稼ぐ戦略】

「東京でタクシードライバーをやってみたいけど、本当に稼げるの?」「どの時間帯・どのエリアを狙えばいいの?」——そんな疑問を持つ方は多いはずです。

結論からいうと、東京は日本で最もタクシーが稼ぎやすい都市のひとつです。しかし「ただ流すだけ」では平均的な収入どまりになりがち。稼ぐドライバーは時間帯・エリア・乗客属性を徹底的に研究し、効率的な動線を描いています。

この記事では、東京タクシーで売上を最大化するための時間帯別・エリア別の具体的な戦略を、現場の実態に基づいて詳しく解説します。これからタクシードライバーへの転職を検討している方にも、すでに働いている方にも役立つ内容です。

1. 東京タクシーの「稼ぎの構造」を理解する

東京のタクシードライバーの売上は、大きく3つの要素で決まります。

① 乗車回数(件数)× 平均単価

東京23区内の1乗車あたりの平均単価は約2,500〜3,500円程度ですが、郊外への長距離乗車や深夜料金が加算されると1乗車5,000〜15,000円超になることもあります。闇雲に件数を積み上げるより、単価の高い時間帯・エリアを狙う方が効率的です。

② 実車率(走行距離に占める乗客乗車中の割合)

実車率が高いほど同じ走行距離でより多くの売上が得られます。ベテランドライバーの実車率は50〜60%以上。エリア・時間帯の選択と、乗車後の「次の乗車が見込めるルート」を意識することが重要です。

③ 深夜割増・空港割増などの加算

22時〜翌5時は料金が2割増になる「深夜割増」が適用されます。羽田・成田空港への送迎は距離も長く高単価。これらの「割増・長距離」を戦略的に組み込むことで、限られた勤務時間での売上を大幅に引き上げられます。

📌 稼ぐドライバーの共通点:「いつ・どこで・どんな客を狙うか」を明確にして動いている。感覚だけでなく、データと経験に基づいた「時間設計」を持っている。

2. 朝の時間帯攻略(5:00〜9:00)

▍ 狙い目の理由

早朝5時〜6時台は電車が動き始める前の空白時間。終電を逃した客やビジネスパーソンの空港移動などが集中します。7時〜9時は通勤ラッシュで、駅前ロータリーや大型マンション周辺での乗車が増加。短時間で乗車件数を積み上げやすいのが朝の特徴です。

▍ 朝の主要ポイントと戦略

時間 狙い目エリア 主な客層・特徴
5:00〜6:30 新宿・渋谷・六本木周辺 終電を逃した客。郊外への中〜長距離が多く単価高
6:00〜7:30 羽田空港T1・T2・T3 早朝便の出発客。空港→都心で高単価確定
7:00〜9:00 大手町・丸の内・品川・汐留 通勤ビジネスマン。短距離多いが件数を積みやすい
7:30〜9:00 大型マンション(豊洲・武蔵小杉等) 雨天時に需要急増。駅まで数百〜千円台の短距離多数

▍ 朝イチの「空港送り」狙いがおすすめな理由

早朝に都心ホテルや住宅地から羽田・成田への送迎をこなすと、1乗車で6,000〜15,000円以上になることも珍しくありません。前日深夜に帰庫せず、深夜〜朝にかけて稼いで空港送りで締める「連続稼ぎパターン」はベテランドライバーの定番戦略です。

3. 昼の時間帯攻略(9:00〜17:00)

▍ 昼間は「質」で勝負する時間帯

9時〜17時の昼間は件数を稼ぎにくい時間帯とされていますが、エリアと客層を選べば安定した売上を確保できます。カギは「単価の高い乗客がいる場所」に先回りすること。

▍ 昼の主要ポイントと戦略

エリア 特徴・戦略 平均単価目安
銀座・日比谷 高級ショッピング客・外資系ビジネスマン。昼間でも長距離乗車あり 3,000〜6,000円
六本木・赤坂 外国人観光客・会食の移動が多い。英語対応できると印象UP 2,500〜5,000円
お台場・臨海副都心 観光客・イベント来場者。都心方面への帰り便を狙う 3,000〜5,000円
大学病院(虎の門・東大・慶応等) 高齢者の通院帰り。距離は短いが安定件数。車いす対応車はさらに有利 1,500〜3,000円
羽田空港(到着ロビー) 帰着客の都内送迎。午前便の到着が集中する10〜13時台に長蛇の乗車列ができる 5,000〜12,000円

▍ 昼間の「空港待機」戦略

羽田空港のタクシー乗り場は、1日を通じて安定した高単価乗車が見込める場所です。空港タクシー枠を保有する会社に所属することで、優先的に空港での乗車機会を得られます。昼間の売上に悩んでいるドライバーは、空港送迎対応の会社への転職も有力な選択肢です。

東京都内の求人情報は、タクシージョブ全国版の東京都求人ページで空港対応・高歩合の会社を絞り込んで検索できます。

4. 夕方〜夜の時間帯攻略(17:00〜22:00)

▍ 1日のなかで最も「件数×単価」のバランスが良い時間帯

17時〜22時は退勤ラッシュ・会食・飲み会の移動が重なる「黄金時間帯」です。件数も単価も比較的高水準で推移し、1日の売上の3割前後をこの時間帯で稼ぐドライバーも多くいます。

▍ エリア別の狙い目

【新橋・虎ノ門(17:00〜19:30)】
サラリーマンの聖地・新橋はアフター5の移動需要が集中します。繁忙期(歓迎会・忘年会シーズン)は乗車待ちの行列ができることも。駅前ロータリーに並ぶより、路地から出てくる乗客を拾う「流し」の方が効率的な場合もあります。

【品川・五反田(17:00〜20:00)】
IT・メーカー系企業が集積するエリア。残業後の帰宅移動が多く、神奈川・川崎方面への中距離乗車が狙えます。1乗車3,000〜6,000円が期待できます。

【銀座・中央区(19:00〜22:00)】
会食・接待の帰り客が集まる一大拠点。高級レストランやクラブの閉店時間に合わせて付近をループすると、高単価乗車が連続することがあります。銀座の「夜の流し」はベテランドライバーが特に重視するルーティンです。

【渋谷・恵比寿(20:00〜22:00)】
飲み会帰りの若い世代から高級レストランの帰り客まで多様な客層。短距離〜中距離が多いものの、件数が稼ぎやすいエリアです。代々木上原・中目黒・自由が丘方面への帰宅客を効率よく拾えます。

5. 深夜帯攻略(22:00〜翌5:00)

▍ 深夜割増で稼ぎが跳ね上がる「最強時間帯」

22時から翌5時は料金に2割増の深夜割増が自動適用されます。さらに終電(概ね23時〜24時台)以降は「タクシーしか移動手段がない」乗客が急増するため、需要と単価が同時に高まる最も稼ぎやすい時間帯です。

▍ 深夜の3大エリアと動線

🔴 新宿(特に歌舞伎町・西口)

東京最大の繁華街。居酒屋・キャバクラ・バーの閉店時間(1時〜3時台)に合わせて乗車希望者が爆増。多摩・練馬・杉並・武蔵野方面への長距離が多く、1乗車6,000〜15,000円も珍しくありません。ただし競合車両も最多なので、駅前より少し離れた「裏動線」を覚えることが重要です。

🔴 六本木・麻布十番

外国人客・富裕層が多いエリア。港区内の短距離も多いが、成田空港・横浜方面への超長距離が出ることも。英語での簡単なコミュニケーションができると信頼を得やすく、チップをもらえるケースもあります。2時〜4時台の「流し」が特に効果的です。

🔴 渋谷・恵比寿・代官山

終電後の若い世代が中心。中目黒・世田谷・目黒区内の中距離が多く、回転が速い。深夜でも流れが途絶えにくく、連続乗車で売上を積み上げやすいエリアです。

▍ 深夜帯の重要戦略:「帰りの方向」を常に意識する

深夜は繁華街から郊外へ向かう「帰り方向」の需要が圧倒的に多くなります。新宿から多摩方向、六本木から横浜方向、銀座から千葉方向など、行き先を聞いてから「次の場所に戻りやすいか」を計算しながら受けることで、効率的な動線を作れます。

▍ 体力管理が長期的な稼ぎのカギ

深夜帯は稼ぎやすい一方、生活リズムの乱れや疲労蓄積が課題です。東京のタクシー会社に多い隔日勤務制度(1回の勤務が16〜20時間前後、その後24時間以上の休み)を活用することで、深夜稼働と十分な休息を両立できます。

6. 土日・祝日と特需日の攻略法

▍ 土日の流れは平日と大きく異なる

土日は通勤需要がなくなる代わりに、観光・レジャー・イベント関連の移動が急増します。朝〜昼は観光地周辺(浅草・上野・原宿・お台場など)を押さえ、夜は繁華街の宴会需要を狙うのが基本戦略です。

時間帯 土日の狙い目エリア
9:00〜13:00 浅草・上野・東京スカイツリー(観光客の移動)
10:00〜17:00 羽田空港到着ロビー(週末旅行者の帰宅ラッシュ)
14:00〜18:00 東京ドーム・明治神宮・代々木公園(イベント来場者)
20:00〜翌3:00 新宿・渋谷・六本木(週末の繁華街は平日の1.5〜2倍の需要)

▍ 稼ぎを底上げする「特需カレンダー」

以下の時期は通常の数倍の需要が発生します。あらかじめシフトを調整して稼働日に組み込むと、年間の売上に大きく貢献します。

  • 🗓 年末(12月20日〜31日):忘年会ラッシュ。特に25〜31日は深夜の需要が頂点に達する
  • 🗓 年始(1月1〜3日):初詣・帰省移動。電車が満員になるため需要増
  • 🗓 3月末〜4月初旬:歓送迎会シーズン。新橋・銀座・新宿で爆発的需要
  • 🗓 大型連休(GW・お盆・シルバーウィーク):空港〜都心の高単価需要が激増
  • 🗓 台風・大雨の翌日以降:運転を避けていた人の移動が一気に集中
  • 🗓 年1〜2回の大型コンサート・スポーツイベント後:東京ドーム・国立競技場・有明などの周辺で一時的な大需要

7. 配車アプリ戦略と流し営業の組み合わせ

▍ GOとUber Taxiを「穴埋め」に活用する

GO・Uber Taxiなどの配車アプリは、東京のタクシードライバーにとって今や欠かせないツールです。昼間の閑散時間帯や、流しで空車が続く局面でもアプリ経由の指名配車が入ることで、実車率を底上げできます。

効果的な活用のポイントは以下の3つです。

  • アプリを常時ONにしておく:流しの動線上でアプリ乗車が入れば、ほぼロスなく対応できる
  • 評価(レーティング)を高く維持する:高評価ドライバーは優先配車される仕組みがあるサービスも多い
  • アプリ指名が多い時間帯・エリアを把握する:住宅街の深夜・雨天・寒波の日はアプリ需要が跳ね上がる

▍ 流し営業との使い分け

繁華街での深夜帯は流し営業の方が即座に乗車になるケースが多い一方、郊外や住宅エリアではアプリ経由の方が効率的です。エリアと時間帯に応じて流しとアプリを使い分けることが、実車率向上の核心的なテクニックです。

どんな会社がアプリ営業に力を入れているかは、東京都内の求人情報ページから各社の特徴を比較してみてください。

8. 年収600万円超を目指す「時間設計」の考え方

▍ 年収600万円の逆算

東京の一般的なタクシー会社の歩合率を55〜60%として、年収600万円を実現するには年間売上1,000〜1,100万円程度が目安になります。月換算で約85〜90万円の売上。隔日勤務で月に12〜13出番(勤務日数)とすると、1出番あたり65,000〜75,000円の売上を安定して出し続けることが目標ラインです。

▍ 稼ぐドライバーの「1出番の時間設計」例

時間帯 行動方針 目標売上
17:00〜20:00(出庫後) 新橋・銀座・品川の退勤需要を拾う 15,000〜20,000円
20:00〜22:00 銀座・六本木の会食帰り客。中〜長距離を狙う 15,000〜20,000円
22:00〜翌2:00(深夜割増適用) 新宿・六本木・渋谷の繁華街で流し+アプリ。終電後の長距離を積極受注 25,000〜35,000円
翌2:00〜5:00(閑散〜早朝) 羽田空港待機または都心でアプリ配車待機 5,000〜10,000円

この時間設計を「繁忙シーズン×高需要時間帯」に集中投入することで、月10〜13出番でも80〜100万円の売上が現実的な目標になってきます。

▍ 高収入を実現するためには「会社選び」が最重要

どれだけ優秀な時間設計を持っていても、歩合率が低い会社・エリア規制が厳しい会社では収入に直結しません。以下の条件を持つ会社への転職が、年収アップへの最短ルートです。

  • ✅ 歩合率60%以上(月収が売上に素直に連動する)
  • ✅ 空港タクシー枠あり(高単価乗車を安定して確保できる)
  • ✅ GOアプリ・Uber Taxi対応(アプリ経由の指名配車で実車率アップ)
  • ✅ 固定給+歩合のハイブリッド型(収入の安定性と青天井性を両立)
  • ✅ 未経験者向け研修が充実(二種免許の取得費用負担あり)

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9. よくある質問(FAQ)

Q. 東京でタクシーが最も稼げる時間帯はいつですか?

東京で最も売上が上がりやすい時間帯は、平日の朝7〜9時の通勤ラッシュ帯と、夜22時〜翌2時の終電後〜深夜帯です。特に金曜・土曜の深夜は繁華街(新宿・六本木・渋谷)から郊外への中・長距離乗車が増え、1乗車で5,000〜10,000円以上になるケースも多く、効率的に売上を積み上げられます。

Q. 東京タクシーで稼ぐためにどのエリアを重点的に回ればよいですか?

時間帯によって狙うエリアが異なります。朝は大手町・丸の内・品川・羽田空港周辺、昼は六本木・赤坂・銀座などのビジネス・観光エリア、夜〜深夜は新宿・渋谷・六本木・銀座の繁華街が効果的です。また、羽田・成田空港への送迎は距離が長く高単価になるため、空港タクシー枠を持つ会社への転職も有効な手段です。

Q. 東京のタクシードライバーの平均年収はどのくらいですか?

東京都内のタクシードライバーの平均年収は400〜500万円程度ですが、効率的な時間帯・エリア戦略を実践するドライバーは600〜700万円以上を稼ぐケースも珍しくありません。歩合給の比率が高い会社ほど売上に直結した収入が得られるため、会社選びも重要な要素です。

Q. 深夜帯にタクシーを運転するデメリットはありますか?

深夜帯は売上単価が高い一方、体力的な消耗や生活リズムの乱れが課題になります。また、酔客対応や車内トラブルのリスクも増えます。深夜割増(22時〜翌5時は通常料金の2割増)は稼ぎやすい半面、体調管理をしっかり行うことが長期的な稼働継続の鍵です。隔日勤務制度を上手く活用すると、休息を確保しながら深夜稼働ができます。

Q. タクシー未経験でも東京で高収入を狙えますか?

はい、東京では未経験からでも高収入を目指せます。多くの会社が未経験者向けの研修制度を整備しており、第二種運転免許の取得費用を全額会社負担とするケースも増えています。最初の1〜2年で東京の地理や時間帯・エリア感覚を習得し、3年目以降に年収600万円超を達成するドライバーも多くいます。未経験大歓迎の求人はこちらからご確認ください。

Q. タクシーアプリ(GO・Uber)を活用した方が稼げますか?

GOやUber Taxiなどの配車アプリは、流し営業の隙間を埋める効果的なツールです。特に昼間の閑散時間帯でもアプリ経由の指名配車が来るため、売上の底上げになります。ただしアプリ手数料が発生する場合もあるため、会社の契約内容を確認した上で活用することが大切です。

Q. 東京でタクシードライバーに転職するにはどうすればよいですか?

タクシードライバーへの転職は、(1)普通自動車第一種免許の取得(既に保有が一般的)、(2)タクシー会社への入社、(3)会社負担で第二種運転免許を取得、(4)地理試験・登録手続き、というステップで進みます。タクシージョブ全国版では東京都内の求人を多数掲載しており、入社祝い金付きの求人も豊富です。まずは無料で求人を検索してみてください。

まとめ:時間帯×エリア戦略で東京タクシーの稼ぎを最大化しよう

この記事で解説した内容を整理します。

  • 🕔 朝(5〜9時):空港送り・通勤ラッシュで件数を積む
  • ☀️ 昼(9〜17時):銀座・六本木・羽田で単価を狙う
  • 🌆 夕方〜夜(17〜22時):退勤・会食帰りで件数×単価のバランスを取る
  • 🌙 深夜(22時〜翌5時):深夜割増×長距離で最大効率を叩き出す
  • 📱 アプリ:閑散時間帯の実車率を底上げする穴埋め手段として活用
  • 🏢 会社選び:歩合率・空港枠・アプリ対応が高収入への分岐点

東京でタクシードライバーとして年収600万円超を目指すことは、正しい戦略と会社選びがあれば十分に現実的な目標です。まずは求人情報を比較して、自分に合った会社を見つけることから始めてみましょう。

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アバター画像 この記事の監修者:アドバイザー紹介 ジョブズ代表 鈴木淳一
タクシー業界採用コンサルタントとして17年以上のキャリア。これまで延べ10,000名以上をタクシー就職への採用・転職へと導く。業界の採用事情から乗務ノウハウまで、常に新しい観点で信頼性の高い情報発信に努めている。本サイト"タクシージョブ"は、株式会社ジョブズが運営しタクシー業界に精通する代表が監修

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